IT企業の情報まとめ

~外資系ITコンサルティング企業編~

将来性は種別によって違う

外資系ITコンサルティング企業の将来性を考える場合、IT系であるか戦略系であるか、大手コンサルティングファームであるかブティックコンサルティングファームであるか、という種別によっても見方が異なってきます。

大手コンサルティングファームは、得意先の多くが有名企業であり、事業を行ってきた歴史も非常に長いです。会社の将来性について見れば、今後もしばらくの間は安泰であると考えて良いでしょう。
一方のブティックコンサルティングファームでは、比較的近年になってから国内に進出してきた会社もあります。このような企業の場合、どんな業種や分野に的を絞っているのかによって将来性も変わってくると言えます。

戦略系ファームでは、医療系や製造系などこれから成長が期待される業種を得意としている場合、業績の伸びが良い傾向にあります。また、金融系や人事系、企業会計を扱う総合系のコンサルティングファームには、以前から引き続いて多くの需要があります。
IT系のコンサルティングファームは、物のインターネットIoTが普及している事もあり、安定した成長が見込まれています。

大手の外資系ITコンサルティング企業の場合でも同じですが、積極的に採用活動を行っている企業ほど、業績の伸び率が高くなっています。これらの企業では、今後の経営の見通しもある程度立っていると考えて良いでしょう。
しかし、小規模な外資系コンサルティングファームの場合、福利厚生の面で待遇が良い日本国内のコンサルティング企業に押され気味でもあります。この業界ではこれから再編が進んでいくと見られるため、将来性を考える際には、企業の得意分野や顧客など多方面から判断する事が大切です。